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四男の魂の叫び

新学期、四男は登校拒否を実行した。

とにかく行かない。家出する。外で喚く。暴言を吐く。エネルギーが溢れて止めどなくて、それに母親だという理由だけで、振り回される。それは、当たり前なのだろうけれど、非常に疲れる事だった。


もう、お父さんと暮らしなよ。


口をついて出てしまう。私には無理だ。玄関の目の前は、道を挟んで公園だ。年寄りが朝から散歩している。その目の前で、四男は喚いていた。私は、その人たちの視線にたじろぎ、本音を言えずに体が固まってしまっていた。すると、


しっかりしなさい!もう、あなたがお父さんの役目もするのよ!お母さんは何も気にしないよ!とことんやりなさい!あなたしかいないのよ!


大声が背中をグイグイ押してきた。母が叫んでいた。ここは、母の家だ。状況から、娘が子供を連れて出戻ってきた事も、ご近所さんには十分理解できているだろう。ここまできて、いい格好しいはできないなぁ。そこでやっと腹がくくれた。


親子であっても、別人格なのだ。四男は必死に私に訴えているのだった。この事に対して、私も逃げずに向き合う必要があった。それが、四男を個人として尊重するという事だ。他人がどう思おうと、それはその人の自由なのだから。私がした決断によって、四男のコミュニティを変えた事実。それに対して、必死に表現している目の前の四男のエネルギー。私も真摯に向き合い、親というだけで力尽くで解決するのではなくて、別の方法を見出さなければ失礼だと思った。


学校に行きたくないなら、行かなくてもいい。どうしても今、伝えておかなきゃならない事があれば、話してほしい。1人で考えたいなら、そうしていい。お母さんは、仕事に行くよ。


そう伝えて、四男は落ち着き、行ってらっしゃい、と私を見送ったのだった。


この後も何回か、登校拒否をし、先生たちも巻き込んで大騒ぎもした。しかし、四男を愛情で満たさなきゃいけないという、私の価値観は、それまた違っているようだった。誰が満たしてもいいのだ。私だけで満たそうとするから、無理が生じるのだった。母親だからという理由で、母親だけの愛で、子供は愛に満たされるわけではない。先生や私の母や地域の人たちや友達…もしかしたら、ペットのハムスターも、四男に愛情を注ぎ、愛で満たしてくれているのかもしれない。

そして、愛は循環し、四男から周りの人たちへ満ち満ちていくのだろう。


そんな日々も、パタッと終わりが来た。学校が楽しくて仕方なくなり、友達をたくさん作り、四男は自分自身の居心地のいい場所を作り出していった。

私を試しているのかもしれない。


俺のために、どこまでやってくれるの?


小学生だが、立派に駆け引きを仕掛けてくる。さすがは、私とジェイソンの遺伝子である。

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